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吉川 佑人
アカデミー賞授賞式発表記念『ラ・ラ・ランド』
3/12
『ラ・ラ・ランド』
希望と夢を抱く人々が集う街L.A.
映画スタジオのカフェで働く女優志望のミアと将来店を持つのを夢見てジャズを愛す孤独なピアニストの青年がある店で出会い偶然の再会を果たした事で紡いで行く恋愛と捨て去れぬ夢を追うのか余儀無くされる傑作ロマンスミュージカル
2人の笑顔勝ち！
第74回ゴールデン・グローブ賞のOPで見事にパロディ化された事が印象的な本作のオープニング歌唱シーンから幕が上がり、陽気な雰囲気に包まれながらも時折ミュージカルに変貌し仕事と夢の板挟みで悩んでいた時に出会い打ち解け恋仲となって行くライアンとエマの映える現実的で幻想的なラブロマンスに👏
冬・春・夏・秋そして5年後の冬と2人の男女が偶然の出会いを果たし恋をし紡ぐ愛…
しかし厳しい現実世界の中で生じて行く「仕事と夢」の追い方と叶え方のすれ違いが関係性に変化を齎してしまい意見の衝突が起きるカップルをお似合い過ぎる位に自然に魅せるライアンとエマの演技力と歌唱力に浸りたい。
公開時SNSで話題となっていた丘の上での息のあった2人のダンスと歌唱シーンの良さはもはや言うだけ野暮だよね♪
走馬灯の様に「IF」で2人が夢見た完璧な迄にトントン拍子で叶う人生と進めたであろう愛の待ち受けたその先の家庭を踏まえた中で別々に今の暮らしを送るも愛は消えない笑顔と笑顔に泣く。
☆☆☆☆☆