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『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

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『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

ピーターの意志を継ぎスパイダーマン活動に親と揉める学生を両立中のマイルズは再び時空を超え現れたグウェンと再会を果たすが、彼に復讐を行う宿敵スポットの野望と全アース崩壊を防ぐ為に彼を阻むミゲルら多数のスパイディらと対峙する傑作アニメ!

“真っ直ぐに進め… お前の道を”
「ヒーロー」として「スパイダーマン」の定められた運命からは逃れられない!
本当にそうだろうか?
必ずしも幸せな結末があるとは言えない究極の選択肢である「世界と愛する人」を天秤に掛けた時に選択するのはヒーローとしてか?
それとも自分自身としてなのか?

日本劇場公開時に際してはDC映画「ザ・フラッシュ」と内容比較をされていた。
言われてみれば比較する価値ある作品であるが、個人的にはこちらのマイルスの選択「両方」を激推ししたい!
フラッシュではヒーローであるにも関わらず「愛する人」をとった事でレジェンドが死に世界が滅び掛けたのだから…

亡くした人を時間を巻き戻してでも助けたい!と言う思いを否定する気は無いが、その事件が無ければヒーローとしての自分が居ないと語った中年ピーターの言い分が最もである。しかし今作では、それも踏まえ集った数万のスパイダーマンと彼らを束ね世界の安定を保とうとする男・”2099″=ミゲルが一方的に意見を押し通し主人公の「両方」を否定し行手を阻む障壁となるという展開に変わった事で今までにもあるが描き方をストレートにしたちょっと過激で偏りがちな正義vs責任&義務 を問うた内容だった事も今作がファンを惹きつけた魅力なのかもしれない。

☆☆☆☆