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『THE CROW (2024) /ザ・クロウ (2024)』鑑賞

3/10

『THE CROW (2024) /ザ・クロウ (2024)』
“今泣いて後でも泣く”
寡黙な青年エリックは凶悪な犯罪組織の証拠を隠し持つ女性と出逢い恋に落ちるも、彼女と共に殺され彼女を煉獄から救い出す為に己の魂を引き換えに悪を裁く神秘的なカラスの力を借り復讐の化身として蘇るアクションスリラー!

血塗れグロ痛々アクション最高👍

伝説的名作と元祖アンチヒーローを復活させリメイクするにあたり、オリジナルではサラッと触れられた2人の男女のロマンスを丁寧に描き「愛の物語」としての絆を見せる事に費やした事で、後半の「大切なものを奪われた」存在が怒りに呑まれ培って来たものを糧に怪物となり<自己犠牲>を払うに至る展開として段階を経て行く過程が現代版にしたグラフィックノベルの様。

此処が観る者に対して「ダレるorダレない」を分けた点とも言えようが、「愛する人の為ならば何にでもなる、何でもする」昔から描かれて来た愛を貫く孤高のダークヒーロー像の典型を監督独自の描き方で魅せた今作は嫌いじゃないです!

不死身と言っても相当な激痛を耐え忍んだ不死の身体を使っての痛み&再生を撃たれて刺されてドバドバ流す赤と漆黒の血飛沫を壁や床に飛ばしながらの肉体的バイオレンス全開アクションを伴った正面突撃!
人体破壊ゴア描写満載‼️の地獄絵図表現で魅せる超絶見せ場のオペラ座の階段特攻の泥臭さが堪らない!

アメコミ出身のDPやウルヴァリンの様な軽快さは微塵も無く肌を貫き飛び出た骨や臓器を押し戻しての再生たる激痛と描写がリアルで痛々しい…

それ故に銃で顔面吹き飛ばしたり殴り潰したり刃物で刺したりするゴア描写も遠慮なく描くバイオレンス表現は90年代の雰囲気に近く何処かに懐かしさを覚えた。

“何世紀もの間に、何百人も殺した”
この手の作品で出て来た瞬間に一目で「悪のボスだ!」がピンと来る存在感を兼ね備え、人外的な者を演じるなら彼しか居ないと思える名優ダニー・ヒューストンの安定感。

人間でありながらも大昔から善人の若者の魂を地獄に捧げ上流階級の地位に付くも不死を切望する描写で想像するしか無い故に正確かは知らぬが何世紀も歳は取りながらも生き永らえて来た存在として邪悪な契約を悪魔から交わし、「邪悪な囁き」という力の一部を授かった事で暗躍し部下からも恐れられる存在となった気品ある老人として見れる悪役という点もまた彼だから務まった役柄なのだろう。

全身これ見よがしに施されたタトゥーの数々と恐らく「ボーイキルズワールド」撮影時の腹筋バキバキと重なっていたが故の現在ジャンル映画横断中のビル・スカルスガルド肉体改造美と綺麗なオケツが拝める!

唯一の漢字タトゥーが彫ってあるもみ上げ部分の「永遠の」は見逃さなかったぞ〜

⭐︎⭐︎⭐︎