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『MORTAL KOMBAT(2021)』[日本未公開]
胸にドラゴンのアザを刻まれ生い立ちを知らない総合格闘技選手のコールはある日、暗殺者”サブ・ゼロ”に命を狙われ仲間と訪れた寺院で太古より続くた格闘トーナメント「モータルコンバット」の戦士だと知るSFアクション

全てを持って行く存在感強めの真田広之が最高だった！

後の”スコーピオン”vs”サブゼロ”との対決をメインに控えピンポイントで狙いに来た冒頭の無双惨殺アクションでガッチリと観客の心を掴むであろう真田広之の豪快なるアクション描写と愛する家族を救えなかった父親の、男としての復讐劇をアジア人による演出で魅せる今作。

「お前が何を言っているかは分からぬが、これだけは分かる。私がお前を斬る！」

「この顔を忘れるな！」は名言。

R指定を前提として製作された今作では原作である格闘ゲームに敬意を払いそれをなぞる様にとっても丁寧な”冷凍！両腕破壊！”や顔面パンチで頭が粉微塵になったり、剣類で豪快に切り裂く等の人体破壊描写による血飛沫ドバドバ&グチョグチョMaxのゴア描写が次々と格ゲー感覚で観れる痛快感は楽しい！

ゲームプレイは個人的に携帯版とかしか無いんだけれど、そんな人間もゲームプレイの無い人でも分かり易い位に各キャラクターの持つ能力を思う存分映像で魅せる演出は凄い！

なにしろ敵が魔界で人間界を攻めるという内容に入り易い素晴らしい設定が何とも最高。

予算と時間と内容のあれで物足りない尺の長さはあるものの、楽しんでしまった人の勝ちだと思う。

兎にも角にも冒頭で襲い来るサブゼロの手下の忍者たちを1人で返り討ちにする冒頭8分の戦闘描写と容赦無く血飛沫飛び交う演出は先の展開でも安定のゴア描写を見せてくれる確信が取れる素晴らしいものだった。

日本公開は6/18の予定らしくIMAXでも公開されるみたいだから公開されたら劇場の大きなスクリーンで是非とも拝みたい作品

☆☆☆☆☆