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吉川 佑人
『Frankenstein (2025) /フランケンシュタイン(2025)』劇場先行公開 鑑賞
10/27
『Frankenstein (2025) /フランケンシュタイン(2025)』劇場先行公開
“生きている間は自分(の存在)を許せ”
氷と雪の世界で救助され身の上を語る男。
己のエゴを満たす為に人体の構造を把握し禁断の生命創造を幾多の死体+⚡️と科学を用い行ったヴィクター・フランケンシュタインの狂気と熱情が生んだ名も無き怪物2人が魅せ現代に新解釈として復活を果たしたユニバーサルモンスターを魅せた傑作SFホラー!

彼と共に許しの涙を流そう。








創造主と怪物の二者に語らせる真実…
「怪物」を心から愛し、愛され自身の「愛」と想いを美術アートそのものな世界観と映像美で浸らせると共に恒例の人間の持つ恐ろしい怪物の一面を覗かせる愚行と暴力をグロテスクな表現で<悪>と語るデル・トロ監督の類稀な映像表現で観る者へ癒しと共感を交え魅せる。





“お前は<物>を創ったのでは無い…
感じる心と知性を持った<人>を創ったのだ。”
欲望に任せた故の代償が付き纏い関わる者に負の連鎖を齎した責任を負った「創造主」(父)と世界に恐怖し彷徨い”異形”故に誤解され世間から無慈悲な暴力の仕打ちを受ける純粋なる「創造物」(息子)が真に求めたのは<愛と許し>








怪物
“自分が何者なのか知りたい…”
戦争で死んだ兵士たちの遺体から使える部位が選択されヴィクターの手によって切り離され縫い合わされ⚡️のエネルギーを経て知能と脅威的な力と回復力を経た純粋無垢な人間。
“死”を望み欲しながらも孤独と悲哀に苦しみ望まずに与えられた”生”を生きる姿と境遇に😭
1番最初に身に付けるボロコートといいフード被るとリーアム・ニーソンの「ダークマン」にしか見えなかったのは僕だけかな?






ヴィクター・フランケンシュタイン
“私は死を克服する”
堅実な外科医の父と富豪の母の元に産まれ、人体の構造と仕組みを父に教えられ母を死なせた哀しみから死を超越する化学力を慕い野心とエゴが狂気を帯びた熱情に取り憑かれ怪物を創造するも意固地さが更なる悲劇を生む
救いようが無い”怪物”だった。








エリザベス
“失っては見つける。それが愛の寿命”
ヴィクターの実弟の婚約者にして義妹
エゴの塊の彼を毛嫌いし一時心を通わせ親しみを覚えるも野心に溺れる熱情に取り憑かれた彼の想いを知りながらも拒絶の道を選択し、塔の地下で彼の創造した怪物の中に誰もが理解しようとしない本当の”優しさ”を見据えた美しき女性。
その広く穏やかな心に😭
🟦・🟥・🤍・🟢と「SW」のアミダラ女王の様に目まぐるしく変わる衣装はあの名ブランドのTiffany(ティファニー)が全面的に協力した美しく独特なデザインを兼ね備えたドレス👗とアクセサリーを身に付けた正に高貴な女性という事が充分に分かる。
そしてなんといってもミア・ゴス嬢の佇まいが本当に美しかった❣️

悲劇に見舞われる白き花嫁👰♀️衣装姿は、絶対にやりたかっただろうけども作品の質を左右しかねないから監督の苦渋の決断によって実現させなかったけどオマージュは入れたいと思い伝わる「フランケンシュタインの花嫁」の衣装。




本当にこんな絵画として額に飾っておきたい美し過ぎる画面構成をTVなんかじゃ無くて大画面と大音量を誇る「映画館」で観れた事はマジでこの先の人生において誇って良いと思っている。

色々な感情が入れ乱れて爆発するラストカットには言葉不要の涙しか出て来ない。
☆☆☆☆☆

