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12/20 鑑賞

『WONDER WOMAN 1984 /
ワンダーウーマン1984』IMAX2D版 &吹替版
時は1984年。考古学者として人知れず世界を救っていたワンダーウーマンが死んだ筈の恋人と再会し、願いを叶える”魔法の石”を手に入れた実業家の暴走する野望と世界中の人々の強欲による世界崩壊の危機に立ち向かって行く大傑作SFアクション

2020年最後のハリウッドが贈る大作にして今年最大の感動作品‼️

亡き恋人との再会、巨大な権力、憧れる強さや能力と心の内に秘めた感情を解放した人々のドラマが中心となる今作は、

「世界は辛く苦しいが、同時に世界は希望と愛に満ち溢れている。真実から目を逸らさないで欲しい」とワンダーウーマンから世界へ向けたメッセージを感じた。

2020年という「今」まさに波瀾万丈の年に公開に踏み切ってくれた事への感謝と映画館の大画面と高音域で体感する”IMAX”や”Dolby-ATMOS”だからこそ観る価値のあるハリウッド大作‼️

「 “今日”のヒーローはあなた。
今日を救い世界を救って」
胸に沁みる言葉のオンパレードに涙する。

シュワちゃん主演の『コマンドー』と同じ場所を使った冒頭のショッピング・モールでの悪党退治や『レイダース』を彷彿とさせるエジプト・カイロでの中盤のドンパチカーチェイス戦と沢山の80年代オマージュを込めたアクションが楽しい‼️

野心家の悪徳ビジネスマン、
マックス・ロード
魔法の石で己の業を満たし人々の強欲を掻き立て利用し世界を混沌へと誘う人間臭く共感出来る嘘の無い人物描写とペドロの熱演は何回見ても凄い‼️

能力は最強に厄介な「猿の手」と呼ぶ願望を叶える為には何らかの代償を支払う設定はもはやコードギアス‼️

同僚のダイアナの様に社交的で美しく強い女性に密かに憧れを抱く内気でドジな女性学者バーバラ。
しかし魔法の石の力により人が変わり最終的にはアニマル柄の内なる野生を解放し、凶悪さを増した実写版キャッツの様な外見を持つ怪人チーターへ変貌‼️

ワンダー姐さんを圧倒するスピードと強さは怖い！

スティーブ・トレバー
第一次世界対戦時の最中この世を去ったダイアナの想い人。
彼女の願いを叶えた魔法の石の力で復活するも、ポップカルチャー全盛期の1984年に興味津々・当惑するも彼女を援助する

前作のダイアナと逆の立場となる可愛さに加えコメディ役を担うもガチ涙を誘う尊い存在のクリパ！

運命の人を亡くし孤独と闘うヒロインも、

最愛の人を見ず欲と世界に呑まれる男も

内気で陰キャラを払拭したい理系女子

そして日々の生活の中で人々がそれぞれの”孤独”や”恐れ”を抱え生きている。

そんな周りとの繋がりや自分自身を見失いがちな今の世の中に必要な気高い意志を伝えるWWの姿に感涙。

☆☆☆☆☆