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吉川 佑人
『THE TENDER BAR / 僕を育ててくれたテンダー・バー 』Amazonorginal鑑賞
『THE TENDER BAR /
僕を育ててくれたテンダー・バー 』
母親と共に実家へと戻って来た少年は伯父に読書を勧められて以来作家を志して数年後、恋や仕事について悩み大人に成りきれない彼は、伯父の経営するバーのカウンター席で地元の個性豊かな人々と出会い成長して行くヒューマンドラマ
側で見守るベンアフが好き!
有名ベストセラー小説を映像化し、監督をジョージ・クルーニーが務めた今作は幼い頃に離婚しラジオ放送と時折来る電話しか寄越さぬ父親に代わり、ダメな生活を送る家族と伯父らが一緒に秀才の少年の為に面倒を見て彼はその愛情と交流を胸に一人前の青年から大人へと巣立って行く成長描写が自然で美しい。
家族の中で唯一の運良く大学へと進学が決まった青年が初めて恋をし、1夜を共に過ごした最初の同級生でありそれ以降も彼の心に燻る想いを残した女性シドニーとの関係性…
恋人昇格前に寝るのはいいが、やる事した後に彼氏居ます宣言や9回も振り続けたお高く止まる彼女の存在と振り回される主人公の想いは分かる。
父親代わりとして少年だったJRに読書と夢を与え父親が育む筈だった愛情を持てる限り不器用だがごく自然な流れで包んだ叔父チャーリー
地元の常連客とJRを連れ遊びに出掛けたり時に道を示し、時に彼を振り回すシドニーとの恋に悩むJRを諭す人間味溢れる男を演じたベン・アフレックの存在感と安心感が👍
☆☆☆☆