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『THE POPE’S EXORCIST /
ヴァチカンのエクソシスト』
“罪が私たちを見つける”
1987年、スペインの古い修道院の修繕作業で地下に封印されていた悪魔が復活し所有者親子の少年が憑依され、教皇直々に依頼を受けたアモルト神父が”悪魔祓い”へ向かうも強大な力を持つ悪魔の他に問題は別にも在った秀作オカルトホラー

実録祓魔大戦👍

今にも太い腕で悪魔をブン殴りそうで冗談好きな神父様が天から堕ちた悪魔と命を掛けた戦いを繰り広げる今作は、王道なるオカルトホラーを基盤にしてスリラーミステリー×バディものを足した悪魔祓い系映画の集大成ともいえる演出オンパレードでもう面白すぎる‼️
実話って凄い。

「98%は精神疾患等だが、残り2%は科学的には説明できない事案」
という言動から察してほしい現代人への皮肉を込めた様なこの言葉。

身体に文字を彫り少年に悪魔が取り憑き、真の狙いから欺く為の謎から始まり反抗期の姉貴がとことん虐められ恐ろしきバキバキ音&四つん這い+首グルッ！な演出が凄く良い！

久々に見た超攻撃的なポルターガイスト現象で「エルム街」の様に怯える姉貴を壁にぶち当てブン回し、神父たちを相手に彼らの罪悪感を嗅ぎつけ精神攻撃を食らわせてCGと特殊メイクでとんでもない顔になる少年が自分の顔を引っ掻いたり、瞳の中から別の瞳が浮き出す演出がヤバい！！

ガブリエーレ・アモルト神父
ヴァチカンのローマ教皇に仕え生涯で数万回の悪魔払いを行った実在のチーフ・エクソシスト。
過去にある女性を救えなかった事を重荷に生きるも悪魔の焚き付けには冗談を返し、教会から派遣されたお偉いさんに微塵も動じずスクーター移動を愛し拘る屈強な精神の持ち主！

やり方が型破りで、時代錯誤な古き人と同業者に見下されても”光”を信じ、貫禄が付き白髭になった事で重鎮感が更に増したラッセル・クロウが「エクソシスト」そのまま行う最強の悪魔を相手に張り合い、十字架を突き出し唱える姿はカッコいいの一言✨

「悪魔の存在を否定した時、悪魔は喜ぶ」

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