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吉川 佑人
『THE MATRIX : RESURRECTIONS / マトリックス レザレクジョンズ』IMAX2D版鑑賞
12/21
『THE MATRIX : RESURRECTIONS /
マトリックス レザレクジョンズ』IMAX2D版
青きピルの世界に留まり生活するアンダーソンはカフェである女性との出会いを機に世界の違和感を感じ、赤いピルの世界で愛する女性トリニティを救い出し解放すべく再び”MATRIX”へと入り激闘を繰り広げるSFアクションの正統続編
復活した厨二世界が魅せる同窓会!
“マトリックスは人に教わるものではなく自分で知り、選ぶもの”
人類とAIの関係性の変化や進化した世界を説明する変わらぬ情報量過多気味なる前半を支える銃撃アクションと懐かしきフラッシュバック✨に呼び覚まされる現実と虚構を経て二度目のチャンスで目醒めるネオ最高!
壮大なる戦争を描いた伝説の3部作から18年の時を経て蘇った厨二世界✨
デジャヴュ的なる懐かしき再現OPからファンサービス全開で贈る今作はノスタルジックな映像と3部作の細かで懐かしきフラッシュバックを惜し気もなく引用し進化させた新しくも続いていた路線を見せる”MATRIX”の世界観に浸れた満足よ
18年の歳月が経ち各自の役割を果たす”運命・コード”から解放された根幹の定義を今「やり直す」為の再定義を考察させられる。
尚、独創性豊かな世界観を哲学的にかつエンタメ作品として復活させた正統続編なるも3部作と同じものを求めると映像的にもアクション的にも肩透かしを食らうのは必然的か…
“自由意志と運命”
“現実と虚構”
“世界観と価値観”
“選択と愛”
続編至上主義のカウンターパンチを浴びせるかの如く映像的にも技術的にも追い付いた時代に目新しさを求めずに復活した金字塔SF大作
監督と観客となる現代人のセラピー作
そして内容はどうあれ画的にカッコいい場面が多過ぎた!
ネオ /トーマス・アンダーソン
最後の戦いの後、謎の人物によりコードを変えられ記憶を消され”MATRIX”の世界を維持する為にゲームクリエイターとして別の人生を送る中でモーフィアスとの再会を経て覚醒して行く
「JOHN WICK」での激しいアクションを経て進化したキアヌ・リーヴスが50歳後半代とは思えぬキレのあるカンフーとシリーズお馴染みの銃弾止め+”発勁”を習得し再び体術を披露!
スミス
ネオの闇の部分のプログラムでシステムに反旗を翻すもネオの自己犠牲で存在すら破壊された宿敵であったがネオ同様にコードを一新されMATRIXに戻されるが再び覚醒しネオと衝突するが、別の考えが…
違う顔と若返りを果たし自虐ネタを言うスマートな若者になり怖さゼロ
新鮮味溢れたカッコ良さ👍
そして前任者への配慮として発音よろしい「ミスター アンダーソン」の言い方も心地良い。
☆☆☆