ブログ

1/11鑑賞

『THE MARKSMAN /マークスマン』
メキシコ国境付近で牧場を営む元海兵隊狙撃手の男が麻薬カルテルの銃撃で死亡した母親から託された息子を守りながら親戚の元へと送り届ける為に危険な旅路へと向かうロードスリラー

頑固だが自己犠牲を厭わ無い人間味溢れる初老の男リーアム・ニーソンの道理を通す姿がカッコいい！

アクション控えめな今作はクリント・イーストウッドが演じる様な役を引き受けたリーアムの頑固だが優しさを垣間見せる初老の元狙撃兵を好演し、本領発揮の銃撃戦・格闘戦そしてカークラッシュと観客が望む画を遺憾無く見せる要素を盛り込んでいて楽しく感慨深いものに浸れる。

愛する妻を失いローンが重なり家も牧場も取り上げられそうな人生本当のどん底に陥るリーアムのやさぐれた演技から一転する後半は「LOGAN」の様にロードトリップ全開の逃避行劇で自分に心を開かない1人の少年と紡いで行く義父子感溢れる人間ドラマが温かい心にさせてくれる

☆☆☆