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吉川 佑人
『MONSTER HUNTER / モンスターハンター』鑑賞
4/12 鑑賞
『MONSTER HUNTER /
モンスターハンター』
謎の砂嵐に巻き込まれ異世界へと転移した国連軍の特殊部隊がモンスターの襲撃により全滅し、生き残った女隊長が現地のハンターと協力し現実世界へ戻る為に死力を尽くしモンスターらと戦うアクションファンタジー
ゲームを知らなくてもファミリー揃って楽しめる様に純粋なモンハンの実写化にさせない意思を感じたエンタメ作品。
「モンスターハンター」というゲームを体験したことの無い人達の為にゲームを愛する監督と妻のミラの出演で念願叶った実写化に際して細かな描写や設定を入れつつも、単なる実写化にしないエンタメ性をとことん盛り込み金を掛けたB級アクションファンタジー大作だった。
初っ端から砂漠より出現したモンスター
“ディアブロス”にガトリング砲の銃弾の嵐とマシンガンの弾薬を浴びせまくる軍人たちを次々とブチ殺し、
続く「スターシップ・トゥルーパーズ」の過激さを抑えた感じで胴体真っ二つや体内に無数の卵を産みつけ孵化させるモンスター
“ネルスキュラ”の猛攻と序盤はホラー描写テンコ盛りだった!
ゲームプレイが無くともフィギュアや造形美は見た事のあったラスボス感満載のモンスター”リオレウス”
もうサラマンダー感MAXで口から炎吐きまくりで、人間火だるまかましたかと思えば現実世界へとワープして来て軍用武装のオスプレイやハンビーに戦車を相手に片っ端から火炎攻撃でサッサと薙ぎ払う怪獣映画描写はテンション爆上げで面白かった!
国連軍のレンジャー部隊の女隊長という役柄だったからか本編の前半部分は転移した際に乗って来たハンヴィーに搭載されたガトリング砲やRPGを持て余す事なくモンスターにお見舞いしあっという間に”双剣”を使いこなしてトニーとのバディ関係を構築したミラ・ジョヴォビッチ姉さんのタフ女振りは今も健在!
ゲームプレイしてる人間からしたら批判が殺到するかもしれないが、個人的にはゲーム未体験で何が出てくるのかも全く知らない状況で見たから先入観無しで観れた今作は、別にゲームをプレイしてたりモンスターを知らなくても大して中身の無い単純明快なストーリーと武装した軍人たちや車両をものともせずにハエを叩き殺す勢いで画面から退散して行くB級映画感のノリで楽しめちゃつたから助かった。
何よりも映画の様に大した装備も無くモンスターに向かって「狩り」に行くという無謀なゲームを全世界の人間がプレイし楽しんでいる点が凄いと思った。
☆☆☆