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『HELLRAISER (2022)』
『HELLRAISER (2022)』[日本未公開]
薬物依存症の少女が恋人と共に偶然入手したパズルボックス”ルマルシャンの箱”を触る内に別次元の住人”魔道士(セノバイト)”を招き込み手掛かりを探り快楽主義の億万長者の邸宅へと向かうが”司祭”が魔道士らを引連れ待ち受けていた
全てを一新し金字塔カルトスリラー・ホラーが遂に復活!
あの耳に残るクリストファー・ヤングがかつて手掛けたテーマ曲と共に魔道士らが完全復活✨
通算して約11作目となる今作は、初期の1作目と2作目の良い所を引き出して現代風にリメイクした感じであり、プロデュースに原案者のクライヴ・バーカーが戻って来た事により如何なる場所でも壁が下がり魔界の扉が開く馴染みの演出に快楽の先を求める人間や魅惑的で恐ろしい世界とパズルボックスが導く先の<リヴァイアサン>も登場!
シリーズ統一の全ての元凶となるルマルシャンの箱を開けると異次元への扉が開き異形の姿をした魔道士たちがやって来る演出設定は残しつつSM越えの変態肉体破壊アート感満載のビジュアルとなった新生魔道士の皆様!
カッチョイイ女性版ピンヘッド(司祭)を筆頭に個性強過ぎ魔道士面子が多数登場して満足〜
完全に男性版のピンヘッドを払拭しに掛かった女性版ピンヘッド!
しかしその呼び方はあくまでもファンや観客が込めた愛称であり今作の劇中での呼び方は’プリースト(司祭)”!
新たなキモカッコいいデザインで降臨した魔道士さんたち性癖どストライクに好き✨
古株で記憶残るの歯軋りカタカタして最初に捕まえに来る”Chatterer”もちゃんと居た👍
今迄軽く触れられて来ただけだった元凶のルマルシャンの箱も今作は大活躍!!
次々と変形可能な形の其々に意味と名前が存在し召喚する物から犠牲を選ぶナイフとしての役割を新たに担っている今作の箱が機械的に物語の進行に合わせ形を変えて行くハラハラ感は次の予測をさせないからスリリング!
今も尚ファンの間やホラー映画好きにとってはカルト的な人気を誇るクライヴ・バーカーが魅せる異色で邪悪な「快楽」を追い求め者たちの先に別次元から現れるというファンタジー要素が込められた「ヘル・レイザー」シリーズ。
3作目以降は全く好きじゃないけど、続編やる度にどんな手を使っても見て来て散々ガッカリ賞を頂いて来たが、これは面白い!
続編希望しまーす。
☆☆☆☆