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吉川 佑人
『GHOST IN THE SHELL (2017) / ゴースト・イン・ザ・シェル(2017)』
『GHOST IN THE SHELL (2017) /
ゴースト・イン・ザ・シェル(2017)』
ネットに直接アクセスする電脳技術が発達すると共に人々が自らの身体を”義体化”=サイボーグ化することを選ぶようになった近未来。
脳以外は全て義体となり最強の戦士として復活した”少佐”率いる公安9課は新手の電脳犯罪を捜査する過程で秘匿された謎の”プロジェクト2571″が浮かび上がり、自分の記憶が何者かによって操作されていたことに気付く少佐。
やがて、真の自分の記憶を取り戻していく少佐は、自身の驚くべき過去と向き合うことにな

吹替は劇場アニメーションと同じくオリジナル面子の田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、その他が実写化でも参戦!

鮮明な映像美とアニメの名場面や微小な描写の再現度が高くて面白いものながら、内容はよくある展開の「ロボコップ」であり残念。

だけども、アニメーションシリーズ
「GHOST IN THE SHELL』、
『イノセンス』、『S.A.C.』『2nd G.I.G.』そして『ARISE』までを含んだ寄せ集めの良いところを(多脚戦車、街の景色、ロボット芸者、個別の11人、クゼ・ヒデオなど)盛り込み合わせた集大成作品であるのは評価したい!

「ブレードランナー」の世界観をよりパンクなものに変え近未来の街並み


↑1枚目の画像は『GHOST IN THE SHELL』
2枚目は実写版の今作!

そしてこういった一部のシーンの為にCGと実写をブルースクリーンで融合させた力の入れ方は本当に素晴らしいと思う。

中でもアニメーションでは現場に出ても作戦指揮の了承を得る荒巻課長が今作では、現場に出たと思ったら課長(ビートたけし)を狙う傭兵3人を相手に銃を撃つという描写には驚かされた😅

オリジナルでも登場する”多脚戦車”がほぼ全く同じデザインで登場し少佐との激しい銃撃戦を展開した終盤のアクションシーンは流石ハリウッドといったところだろう。
☆☆☆

