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吉川 佑人
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』
西暦2029年、電子が駆け巡る近未来。他人の電脳をハックし別の記憶を植え付け書き換える国際指名手配ハッカー”人形使い”を巡る陰謀と公安9課の隊長・草薙少佐の”アイデンティティ”の希薄化を追う金字塔SF劇場アニメーション
面白さと裏腹に何度見返しても押井守監督のみが理解できる独特的な観念の世界観は内容を理解できてない不思議さ…
近未来の都市ニューポートシティ
発展した都市と取り残され水没している旧市街跡地の何気なく見せる対比や詳細に描かれる電脳や義体…
どこのショットを観ても切り取って額縁に収めたい画として完成しているシーンばかりで素晴らしい👏👏
何度見返しても少佐と人形使いの
“人間の様な振る舞いをした人形”=”傀儡”として生きて来た2人の”自我”と”アイデンティティ”の希薄化に悩み、「ネット」という日々新たに作られ誕生して行く広大な世界に身を置くことを選択した彼らの行動は身を置いて来た世界への達観かそれとも…
それこそゴーストの囁きか…
☆☆☆☆