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吉川 佑人
『FIRESTARTER (2022) / 炎の少女チャーリー (2022)』鑑賞
6/21
『FIRESTARTER (2022) /
炎の少女チャーリー (2022)』
政府が行った人体実験の被験者の夫婦の間に産まれた9歳の少女がパイロキネシスに目覚め制御不能に陥る危険な能力を兵器として利用しようと彼女を狙う謎の組織から逃亡を図るSFスリラーの現代版リメイク
子役の演技が良かったし、脚本も特に脚色せず現代に置き換えた演出も👍
「E.T.」のドリュー・バリモアを一躍有名にした代表作をブラムハウスがリメイクした今作は、時代を意識したレトロ調の映像演出と9歳の孤独な少女が内に抱える不安や恐怖に葛藤し抗う中で芽生える自立心と怒りと赦しを描いたラストカットまで程良いスピードで見れる作品だった。
スティーブン・キング原作作品の中では個人的に「キャリー」しか知らなかったが為に新鮮味のある作品だった今作。同名タイトル作品がある事は存じていたが未見だったが為に先入観も無く観れたのは寧ろ幸いだった。
X-MENの様に自身の力に悩み恐れる少女がブチ切れ大人に復讐する終盤はマジ面白かった。
人体実験を受ける前から透視能力を備え実験後はテレパスとして能力を善良な行いをして使いつつ家族を養い守って来た父親役を熱演していたザック・エフロンがいい父親でもう少しで涙出るところだった。
いつものチャラ男感が一切感じさせない父親を感じさせる安定感ある演技は流石!
☆☆☆