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『007 / NO TIME TO DIE | 007:ノー・タイム・トゥ・ダイ』 IMAXレーザーGT版鑑賞

10/4

『007 / NO TIME TO DIE |
007:ノー・タイム・トゥ・ダイ』

IMAXレーザーGT版
MI6を、現役を退き5年。恋人と平和に過ごすジェームズ・ボンドの元にCIAの旧友フィリックスが訪ねて来た事で彼の平穏生活は終わりを告げ、恋人マドレーヌの抱えた過去の秘密と謎の科学者を巡る渦中で宿敵”スペクター”の残党とそれを上回る強大な敵と対峙したボンドが最後の任務に挑む完結編

衝撃の結末と彼の勇姿に言葉など不用。

ダニエル・クレイグが渾身の力で新たに創り上げて来た「ジェームズ・ボンド」という人物像。
シリーズ5作品を通し”愛と裏切り”に苦しみ抗い続け愛によって生かされた影の世界に生きた1人の男のリアルで魅力的なる”人間化”の終幕を飾る過去の因縁と愛の完結する。

15年間、本当にありがとう😭

ダニエル・クレイグ版007の幕引きを託された巨匠ハンス・ジマー手掛ける懐かしきジマー節炸裂+007オマージュを詰め込み感情を大きく揺さぶるヒューマンドラマ重視の今作のあらゆる場面で華を添えるスコア楽曲!

そして脳裏を横切るキャラクターと歌詞が意味する劇中と絡み合う主題歌”NO TIME TO DIE”が最高!

「カジノ・ロワイヤル」からシリアスで生傷絶えずに任務に携わる哀しさ滲ませリアルな人物像を貫き通し、激しいアクションを魅せ「スカイフォール」で新たな時代に抗う老兵となった”007″のシリーズ脱却と再構築が新たな風を取り入れ続けた”継承”の幕が降りた時、標的となる観客の”心”を撃ち抜かれる。

一冊の本の”終章”を形作った過去作品からなる3時間とは思え無いテンポの良いサクサクなストーリー展開と壮絶アクションと007が人生で交わった数々のキャラクターたちの同窓会なる面子揃い踏みが魅せる圧巻のフィナーレが観客の涙を溢れさせる。

耐え切れぬ感情の暴発にハンカチ必須で見て下さい!

シリーズ初の試みとなる全編IMAXカメラで撮影された今作のアスペクト比まで暴れ出す驚異の映像没入体験が映し出す
特殊装備で爆走するアストンマーチンDB5の勇姿や完璧なアバンタイトルに加えた芸術的センスが光る懐かしさを込めたオープニング映像…

初見で観る人には何が何でもIMAX上映で観て欲しい!

爆走アストンマーチンDB5シーンは古き良き007的音楽だったのに対して中盤のノルウェー山道チェイスシーンの音楽は懐かしのジマー先生お得意の楽曲仕様で耳まで至福になれる。

ジェームズ・ボンド/007
殺しの許可証を持つMI6所属
初任務で運命的出会いを果たした女性ヴェスパーを愛すも彼女を失い数々の任務を経てマドレーヌと愛し合いMI6を去るも、命を狙われ再び返り咲く

内面に影を抱えたドラマを魅せるクレイグの演技やアクションが有終の美を飾る今作は様々な感情を抱かせ、観る者の心を思う存分揺さ振り2006年から始まった今迄のシリーズ4作品を通して彼の15年に及ぶ活躍を俯瞰して観ていたであろう観客を最初から最後まで”悲哀と哀愁”という鎧を纏ったジェームズ・ボンドの視点に立たせるまでになった彼の”人間化”と”愛”が織りなすエモーショナルなドラマが一体となる。

パロマ
キューバでボンドと任務に当たるCIAの新米エージェントであるが3週間のトレーニングを経ての初任務ながらもボンドが認める腕前を発揮する!

出番が超絶少ないにも関わらずキュートな顔に似合わない胸元ガン開き&肉付き良い美脚で容赦無い蹴りを入れるアナ嬢の可愛さと色気と華麗で激しいアクションを堪能出来る❣️

緊張緩和の為の酒グビグビ描写が素敵だったし、「ウチここまでだから。またね〜」って飲みの一次会で速攻帰宅する感じの潔いギャル感が最高だったから、彼女だけでスピンオフとか作って欲しいボンドガールさんでした。

愛する女性に裏切られてながらも最後までお互いを愛し合っていたヴェスパーとの拭えぬ過去の確執…
それから何人もの女性との出会いを経て再び自らの”鎧”を脱がしてくれる女性マドレーヌとの幸せなひと時をロマンチックな絶景と共に魅せてくれるシーンは観客とボンドへの救済そのものだった。

今年で1番泣いたし今年の劇場公開映画暫定1位しか考えられない‼️
エンディングが終わり現実に引き戻されて退場の呼び掛けがあっても放心状態…
あの世界観に何時迄も居たかった…
もう終わってしまったのだから。

「彼の名前はジェームズ・ボンド」
#007ノー・タイム・トゥ・ダイ
#最後のボンド見た

☆☆☆☆☆