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9/10

『真夏の方程式』
玻璃ヶ浦で海底資源の開発計画が持ち上がり、その説明会へと招かれた偏屈な物理学者の湯川は宿泊先の旅館で10歳の少年と出会うも、近辺で元刑事の変死体が起きた事である家族の過去と暗い秘密を解き明かしてゆく

サスペンスミステリー

男たちは愛した女性と宝である娘の為に罪を闇へ葬り、娘は…と色々重いぞコレ。

複雑にも程があるとしか言いようの無い男女の人間関係が招いてしまった悲劇×と秘密。

そしてそれを守る為に犠牲となって行く「父親」という役目と責任の重さがヒシヒシと伝わる一方で、秘密に生かされて守られてそれを踏まえて次の為に護ってあげる役目を負った女性…

そんな重さをブッ飛ばすガリレオと少年の過ごした一時の時間と夏休みの課題シーンは夏に見るにはピッタリな描写で海に行ったら真似してみたい。(あんなロケット作れたらだけど…)

☆☆☆