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吉川 佑人
『猿の惑星: 創世記』
『猿の惑星: 創世記<ジェネシス>』
“進化は、彼らを選んだ”
サンフランシスコの巨大製薬会社に勤める青年ウィルは、新薬の実験に飼っていたチンパンジーが暴れて射殺され残された赤ん坊を密かに連れ帰り”シーザー”と名付けられる。
その子は母親から特殊な遺伝子を受け継ぎ並外れた知能を示し始める
やがて親子の様な絆で結ばれて行く人間のウィルとチンパンジーのシーザーだったが、ある事件を機にシーザーは人間の愚かさに失望し彼等に反旗を起こす
人間が高度な知能を持つ猿に支配されるというブッ飛んだ世界観で衝撃を与えた名作の起源に迫る壮大なスケールと驚異的なVFXで描くSFディザスタースペクタルの新3部作の序章!
シーザーの目の瞳だけで製作に1年を費やし、動物園にいる実際のチンパンジーを観察し鳴き声を確認したり医学的な筋肉弛緩の動き、顔のシワや表情までもを本物そっくりに描き出したCGのクオリティ高さ!
チンパンジーの群れでの檻からの脱走から橋横断までの迫力は何度観ても最高!
人類の愚かさの警鐘と傲慢さに搾取される実験代のサルたちの反旗が物凄くドラマチックで素晴らしい!
そんな今作は何と言ってもアンディ・サーキスによる表情筋を余す事なくフル活用した演技が最高な上にCGの技術レベルの高さにも感服してしまう。
そして推しはゴリラのバックとシーザーの良き理解者でもあり最初の仲間になるオラウータンのモーリス!
☆☆☆☆