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吉川 佑人
『容疑者Xの献身』
9/10
『容疑者Xの献身』
“幾何の問題と見せ掛けて実は関数の問題”
男性の惨殺死体が発見され新人女性刑事は先輩と共に事件解決の協力を”ガリレオ”こと物理学者の湯川教授に以来するが帝都大出身の数学者が捜査線に浮上する
声を押し殺しドアに顔を埋める福山雅治と地面に泣き崩れた堤真一が印象的だった。
捻くれ者な物理学者vs天才的数学者
のバチバチの頭脳戦が見れるかと思っていたら肩透かしを喰らう展開だが、母子家庭と彼女たちを救いたい一心で「愛」を貫いた1人の男の美談をサスペンス色と人間ドラマを掛け合わせた濃厚な心情描写が見事なので文句無し。
☆☆☆