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『マン・オブ・スティール』
高度な文明を持ちながらも自身の惑星の資源を全て使い果たし今にも崩壊の危機を迎えていた惑星クリプトン…

軍を指揮するゾッド将軍ら率いる軍属はそれを良しとせずに反旗を翻し評議会を襲う中で友人でもあり互いを尊重していた科学者ジョー=エル は数世紀ぶりの自然出産で産まれた赤児の息子カル=エルを何としてでも救う為に、彼と対立しながらも我が子を地球へと逃すもクリプトン星は崩壊してしまう。

崩壊から免れた1人の赤子は地球人で農家を営むケント夫妻に育てられ、数年後 彼は己の使命と運命に立ち向かう人々の”希望”・

“鋼鉄の男=スーパーマン”となる！

圧倒的でリアルな世界観と誰もが憧れるヒーロ=スーパーマンの誕生秘話を新たなる視点とアクションとドラマで描いた大傑作‼️

世界中で知らない人は居ないと思いたいスーパーヒーローのスーパーマンの誕生秘話を彼の視点から描き、無職で世界を放浪しては人助けを行う現在と蘇る過去の辛き少年時代〜成人時代までを交互に描き「能力」「超人」という地球人からすると理解不可能であり恐れられ、化け物と罵られる苦悩を背負い、

「何故地球へ来たのか？」「使命は何か？」という問いを一生掛かってでも見つけるべく奮闘する1人の男の物語でもある今作。

彼の実父である科学者ジョーにラッセル・クロウ、育ての親となるジョナサンにケビン・コスナーという両者共に物凄くカッコいい父親たち！

出番が限られているものの彼等の重厚な演技は何度見返しても素晴らしい。

こんな事を語っていると戦わないの？って疑問を持たれそうだから言ってしまうと最初の1時間半はスーパーマンは出ないよ‼️

旅の答えを見つけたカル=エルが初めてスーツを着て地球の大地を踏み飛翔するシーンはマジでカッコいい！！

地球に彼がいると突き止めた同族のゾッド将軍ら率いる軍属が地球へと襲来し人類か？同族を選ぶのか選択を強いられ戦闘へともつれ込む前半とは打って変わるスピーディーな後半戦も物凄く好き！

敵さんも敵さんで「完全超悪」ではなく「必要悪」として破壊と殺戮を行う点もまた魅力的。

兎にも角にもゾッド将軍との一騎討ちを迎える終盤15分間の戦闘描写は互いのパンチが地球の物理法則では考えられない高速という事でソニックブームがバシバシ決まり、手に汗握る迫力で周りの人間が居ないのでは？と思わせるくらいの破壊描写の連続で地上から空中戦に至る流れまで完璧そのもの！

胸の「S」マークはエスでは無く「希望」を意味するという大きな付箋も素晴らしい！

☆☆☆☆☆