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『パシフィック・リム』

男の子が好きなもの

ロボットと怪獣…

いつか巨大ロボットが怪獣と戦う様な映像が見たい!

なればハリウッドでそんな夢の映画を作ってしまえ!!

『パシフィック・リム』

太平洋の底に発生した異次元へと繋がる時空の裂け目から突如として現れた巨大生命体”KAIJU (怪獣)”

最初の一体目はサンフランシスコを襲った。

怪獣は数万人の命を奪い、3つの都市を破壊した後陸・空軍の総攻撃によってなんとか倒した…

怪獣による襲撃は過去のもの。

誰もがそう思っていた…

しかし、6ヶ月が経った頃 2体目の怪獣が出現しマニラを襲った!

3体目、4体目と次々に襲い来る怪獣の群れ…

人類はこれが終わらないと知った。

世界各国は資源を供給し合い過去の対立関係を忘れ一丸となり対KAIJU兵器を作り出したのだ。

“イェーガー”計画の誕生である

パイロット2名がそれぞれ右脳と左脳で操縦するシステムを基にした巨大ロボット”イェーガー”の活躍によって次々に倒される怪獣

パイロットは一躍人気者になり危機はイベントとなり危機は去ったかに見えたが…

怪獣”ナイフヘッド”との激闘を繰り広げ多大なる犠牲を出した”ジプシーデンジャー”のパイロット、ベケットはその戦いを最後にパイロットを降り巨大な壁を建造する作業員の1人として働いていた。

そんな中、進化し巨大化する怪獣たちの猛攻によりイェーガーの数が激減しパイロット達もまた戦闘により死んでいき、状況を見かねた世界各国からの援助を断ち切られたペントコスト司令官は香港へ残存する全てのイェーガーを集めて最期の任務を実行しようとしていた…

再び戦場へと舞い戻ったベケットを待っていたのは、新たに彼の相棒となるメカニックの補修と彼の候補者を募り彼の乗る愛機”ジプシーデンジャー”の修復作業を行なっていた日本人女性の森・マコだった。

早速パイロット同士の協調性を合わせるべく「ドリフト」を行うが…

*ドリフト :右脳と左脳それぞれを使いイェーガーを操縦するパイロット2名がお互いにシンクロする為に互いの脳を同調させ心と記憶を深くする事

マコとの神経情報伝達により彼女が心に秘めた復讐心の要因となった彼女の過去を追体験するベケット。

彼女の記憶で東京の怪獣襲撃により幼くして両親を失い怪獣の執拗なる攻撃に瀕していたマコを救い長年に渡り育ての親として見守ってくれた若き日のペントコスト司令官の関係性を知る…

(幼き日のマコを演じたのは芦田愛菜ちゃん!

福君よりも先にハリウッドデビュー!)

そしてレジスタンスとして香港防衛の為に集まったイェーガーパイロットたちに出撃要請が!!

香港近海にカテゴリー4クラスの怪獣が2体出現し、迎撃に向かう3体のイェーガー!

しかし進化した怪獣たちの能力に圧倒され剛腕を武器に6年の間ロシアの城壁を守り抜いた”チェルノアルファ”と三子兄弟の駆る

“クリムゾンタイフーン”の2機が健闘虚しく散る!

2機のピンチに駆けつける最新鋭イェーガー

(この時の水飛沫のCGも見事。)

怪獣の放つ電磁波によりイェーガーの電子回路が焼き切られてしまう…

「ジプシーはアナログで核で動く!」

その言葉を推してペントコスト司令官はベケットとマコの2人をイェーガーへと搭乗させ戦場へと放つ!

そんでもって開幕!!

近未来のネオンの照明に照らされた香港の港と市街地を舞台とした巨大ロボットと巨大怪獣の熱気溢れるプロレス!!

炸裂!!「ロケットパンチ!」

その名の通り膝のスラスター噴射により勢い良く相手の顔面に炸裂するジプシーの攻撃!

「ロケットパンチ」これはマジンガーZへの監督からの愛溢れるオマージュです。

そして先に市街地へと向かった怪獣”オオタチ”を駆逐するべくタンカーを引き摺って歩くジプシー!

そして向かい合うオオタチに勢い良く引き摺っていたタンカーを振り上げてボコる!

もうこの絵面は「ウルトラセブン」に登場した「キングジョー」以外のなにものでもない。

海・陸と暴れ続けた怪獣オオタチ、ここでびっくりコイツ空まで飛べる!!

完全にオタクたちの心を鷲掴みにしてくるチェンジ&チャレンジ精神を遺憾無く発揮させる演出が堪らない!

苦戦を強いられるもオオタチともう1匹を撃退したベケットとマコの新コンビの活躍に胸躍らせ歓喜する基地の作業員やペントコスト司令官だったが、多大なる犠牲を一刻も早く決着を付ける為に残存した2機のイェーガーを太平洋の底にある時空の裂け目へと向かわせる!

こうして人類の命運をかけた最後の対決が開始される!

というオタク心を刺激してくれる大傑作SFアクション超大作「パシフィック・リム」

大人たちがかつて熱狂し心躍った最高で精密なるメカ、生物らしい様子を伺わせる怪獣愛に溢れた演出とデザイン。

そしてロシアの歌を混ぜたり、怪獣やロボット毎にもパートが分かれるオーケストラで構成されたサントラ音楽も素晴らしい!!

大人から子供までが熱中し楽しめる作品だろう。

☆☆☆☆☆