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吉川 佑人
『バットマンvs スーパーマン ジャスティスの誕生 』
『バットマンvs スーパーマン ジャスティスの誕生 <アルティメット・エディション>』
前作でゾッド将軍の侵略を阻止し、地球の危機を救ったスーパーマンだったが、彼の能力や戦いの被害によって「地球外から来た脅威、異星人」として地球から追放すべきという世論が強まっていた。スーパーマンとゾッド将軍が大規模な市街戦を繰り広げた際に自社ビルと社員の多くを失ったブルース・ウェイン/バットマン は彼を危険視し警戒していた。
スーパーマンの妥当性について議会の審問が行われるが皮肉にもその質疑の場で爆発事件が起き多くの死傷者が出てしまった事でスーパーマンは自らが存在することで巻き込まれる人々に対する自責の念に苛まれ放浪する。その頃、バットマンはレックス・コープを襲撃してスーパーマンに対抗出来る唯一の武器を作る為にクリプトナイトを盗む！
互いに誤解を抱えたままのスーパーマンとバットマンの関係を焚きつける事に成功した悪の科学者レックス・ルーサー。
スーパーマンは説得を試みるが、バットマンは有無を言わさず攻撃を仕掛けスーパーマンとの戦闘の火蓋がついに開くが自体は予想外の展開へとなって行く…
劇場公開版ではカットされ過ぎて説明に欠けたシーン30分を追加したアルティメット・エディションは上映時間が3時間となるも劇場版を見るよりかは断然マシ。
一部からは救いを齎すヒーロー、救世主扱いをされながらもメディアや前作の戦闘に巻き込まれた人々からは憎しみの眼差しを浴びてメンタル的に挫けるスーパーマンがもう可哀想…
そして新たなるユニバースとして今作から登場するベン・アフレック演じるバットマンが登場‼️(ファンの人気強し！)
筋肉モリモリとことん病んでる顎割れというコミックからそのまま出て来たかのようなビジュアルと予想外に俊敏性が高く暴れ回る新生バットマン！！
中でも悪人相手に絶対容赦しないで殺す気で掛かる姿勢が素晴らしい！！
中盤のバットモービルで繰り広げる銃撃交じりのカーチェイスもご覧の通り！
終盤では事情あって24人の傭兵を1人で相手にして見事なるゲリラ戦法で無双しボコボコにするカッコ良すぎでやり過ぎなアクションは凄い‼️
前作「マン・オブ・スティール」がスーパーマンからの視点で描いたのに対して今度は彼を見る人間たちの視点で描く今作のトーンは前作よりも重厚でシリアスさが増しているもそれがまた魅力的で嫌いになれない。
そして公開時にスーパーマンとバットマンを差し置いて話題をかっさらったのは言うまでもなくもう1人のヒーロー、ワンダーウーマンの存在である。
予告編で登場するのは分かっていたものの登場シーンが超カッコいい！！
そして馴染みとなるテーマ曲も掛かってボルテージUPするラストバトルの勢いが凄まじい！
とDCコミックスファンは見るべき一作
☆☆☆☆