03-3712-6496

大東京(理容室・メンズシェービング)

03-3710-8322

CITY(美容室・レディースシェービング)

ブログ

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇 / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME』IMAX2D版 鑑賞

3/8 鑑賞

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:𝄇 / EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME』

IMAX2D版

カヲルを失い生きる希望を無くしたままアスカに連れられレイと共に赤き大地を放浪する碇シンジが辿り着く場所…

遂に発動するファイナルインパクトと

“人類補完計画”!!

ネルフとの最後の決戦に打って出るミサト率いる反ネルフ組織ヴィレ!

赤き空で躍動するエヴァ新2号機αと8号機とそのパイロットたち。

遂に集いし運命を仕組まれた子供たちの物語がここに完結する!

ありがとう”新世紀エヴァンゲリオン”

エヴァの呪縛、”人類補完計画”
語られない空白の14年…

「希望は残っているよ、どんな時にもね。」

25年以上の長きに渡る歴史、壮大なる物語、3度に渡り製作されたアニメーション、物語を形作る音楽や効果音に豪華声優陣の熱き芝居と全てを統合した「映画」としての面白さを存分にブチ込んだ劇場版エヴァの幕が降りる。

今シリーズは決して万人受けはしなくとも、ある種のカリスマ性を帯び人を惹きつける。
既存のアニメに属さないリアルさと倫理観を刺激するアニメ作品を追い求めた

「新世紀エヴァンゲリオン」を通し、25年の歳月を経てファンや新規の人間に愛され続けて来た毎度の興奮と困惑に見舞われる中毒さと何度観ても多種多様な考察をさせる思惑は恐らく庵野監督からの精一杯の

「まごころを君に」なのだろう。

中学生=13〜14歳で何となく見た

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」から早くも数年で20歳を迎え子供から大人へと成長した私が23歳になる年にエヴァンゲリオンが

「完結」を迎える。

エンドロールは本当に心の底から言葉にしづらい感情と共にそれを含め感慨深いものが込み上げて来た。

⚠️ ⚠️⚠️⚠️

ではここから軽くではあるがネタバレを踏みますのでここから先は自己責任でお願いします。

既にAmazonプライム・ビデオで3/21まで何回でも視聴可能になり配信されている今作の冒頭12分の映像内でとにかく無双しまくる

真希波の駆るエヴァ8号機臨時戦闘形態がカッコ良過ぎる!!

前作の戦闘により両腕を腕の付け根から失った為に作業用ロボットのような2本のアームに機関銃を備え付けた正に臨時戦闘形態!!

本編だとあまりにも動きが早過ぎるのですが、オタクの庵野監督はやっぱり拘っていて、このアームの先をよ〜く見ていたら既視感が!

↑の写真はSF戦争ホラーアクションの大傑作という「エイリアン2」という神作品に登場した作業用のパワーローダー!!

そうです、パワーローダーのこのアームの色を赤に変えてエヴァに装備しちゃったのだ!!

この人の遊びはこれに留まらず

予告編を見たファンが生唾ゴックンものだった衝撃のエヴァ初号機 vs 第13号機によるカシウスとロンギヌスの槍を用いたアクションシーン!!

前作で癒しのカヲル君は爆死しちゃったので、ダブルエントリーである筈の13号機は動かない筈なのですが、とんでもない事に遂に待ち望んだ碇親子の親子喧嘩がエヴァで実現しちゃうのです‼️

つまりね、初号機にはシンジ君

対する13号機に乗るのは他でもないパパのゲンドウ君なのである!

(親子喧嘩にエヴァ使うなよ!と呆れ返ってむしろ清々しい光景を見せるこの場面)

なんでこれが実現したのか?

それは安野監督が大の「ウルトラマン」の根っからの大ファンであり、中でもザラブ星人が変身した “にせウルトラマン” が本物のウルトラマンと戦う回が好きだから⁉️

こんな理由でそれをエヴァへと反映してしまうオタク熱は凄いよ!

副題にもある「EVANGELION:3.0+1.0」の通り「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」からの映像オンパレードもまたしかり。

25年以上も前に始まった

TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」

シンジとアスカ、2人だけが世界に残る。
そして、シンジはアスカの首をしめる。
アスカは言う。
「気持ち悪い」

これが、全てのオタクたちにトラウマを与えたTV版のラストの別解釈である

「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」=25話 Air / 26話 まごころを、君に

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」三部作

そして完結編となる今作

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」という

3度の”終局”=「Thrice Upon A Time

を経て前作「新劇場版:Q」で多くのファンをそして製作陣や声優陣までもを置き去りにしてみせた壮大なるクライマックスへ向けた物語までの四半世紀にも渡る歴史をなぞり、融合した丁寧かつ超巧妙に計算し尽くされていたとしか思えないメタファーな演出で見事に25年の幕を締めくくった今作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は何度も咀嚼したい

「映画」としてはあまりにも完成され過ぎた作品として評価したい。

宇多田ヒカルの名曲の終了後に続く恒例の

ミサトさんのナレーションと軽快な音楽で最後まで次回への興奮と疑問と感謝で締め括られていた恒例の「サービス、サービスゥ!」を我々は聞けないのだ…

感謝と感服そして
「お疲れ様とありがとう😭」
を込めた👏で包むべきエヴァの幕閉じ=終劇
#シンエヴァンゲリオン劇場版

☆☆☆☆☆