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吉川 佑人
『ザ・コンサルタント』
結構な期間を空けて再度復活した企画
“ナメてた相手が殺人マシーンでした!”
とうとう8人目!
次なるアンチヒーローは”会計士”
『ザ・コンサルタント』
田舎町の敏腕会計コンサルタントに舞い込んだ政府と関係を持つ巨大企業からの財務調査依頼。
しかし過去15年に渡り隠されて来た”資金洗浄”のパターンという不正を帳簿から見つけ出した事で何者かに命を狙われる会計コンサルタントのクリスチャン・ウルフ。
しかし彼には世界中の悪人の帳簿を仕切る腕利きの殺し屋という裏の顔があり自身を狙う陰謀に隠された殺し屋の顔が牙を剥くアクションスリラー
幼い頃から「高機能自閉症」を患う敏腕の会計コンサルタントであり、凄腕の殺し屋に扮したベンアフ・レックの無駄の無い演技とアクションがマジカッコいい!
*高機能自閉症とは?
、3歳位までに現れ、
- 他人との社会的関係の形成の困難さ
- 言葉の発達の遅れ
- 興味や関心が狭く特定のものにこだわる
仕事終わりに顧客の庭を借りて1.5k離れたメロンの的を連発で撃ち抜くシーンは痺れる。
会計監査時や殺し屋の仕事遂行中になると見せる本気モード突入の「指フッフッ」は何だか真似したくなる印象的な仕草だった。
食事でも彼なりの独特な拘りを見せた
「数字」
ベーコン3枚、卵焼き3個、パンケーキ3枚
食器も3つ グラスも3つ
仕事で用い胸ポケットに収まるペンも3つ
そして大金を持ちながら高価な美術作品のコレクターでもあるウルフさん。
本編の中で登場した絵画
「ポーカーをする犬」
そしてヒロインが目を疑った絵画
(2枚目の絵画)
現代美術の巨匠ジャクソン・ポロックの
「Free From」
そして狙撃のみならず近接格闘戦も余裕なウルフの用いる技はインドネシアの格闘技
シラット!!
その為に大柄な殺し屋が襲って来てもこの通り返り討ち。↓
ベンアフにとっての新境地開拓となった今作で誕生した個性的なアンチヒーロー像はもっと深掘りして描いて欲しいキャラの1人
☆☆☆