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吉川 佑人
『グラディエーター』鑑賞
12/2 鑑賞
『グラディエーター』
“力と名誉を”
ローマ帝国皇帝の熱い信頼を得ていた将軍マキシマスは妻子を焼き殺され、時の新皇帝への復讐を誓い奴隷の身から”グラディエーター”として巨大コロシアムで闘いを繰り広げる歴史スペクタル
リドリー・スコット監督の熱意と巨匠ハンス・ジマーの手掛ける力強さと哀しさ、怒りを詰め込んだ楽曲、主演のラッセル・クロウの熱演が素晴らしい👏
超耳馴染みなハンス・ジマー先生の曲に合わせ大迫力の野蛮人vsローマ軍がぶつかり合う冒頭の一戦から身を落とし奴隷として這い上がり持ち得るカリスマ性を武器に大衆を惹きつける仲間たちに慕われるドラマ。
そして天の国へ旅立ち家族の元へ向かうラストまでが美しい。
社会科の歴史の授業を受ける前に今作を観ると「古代ローマ」「剣闘士」「皇帝」「元老院」と言った用語を少しは理解できる。
但しあくまでも過去の歴史を舞台として描かれた内容やドラマは勿論フィクションなので本気にしちゃダメね!
またエクステンデッドエディションではディレクターズカット版で見せる事が出来なかったキャラクターの内面部分を描き、新皇帝となったホアキン演じるコモドゥスの葛藤や嘘つき兵を残忍に処刑する様や裏で彼の姉ニールセンが行動する様子が新鮮。
☆☆☆☆