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『イースタン・プロミス』
病院で助産婦をする女性が駆け込み出産で死亡した14歳の少女の遺した日記を手掛かりに身元を探るも、辿り着いた先はロンドンを根城にするロシアンマフィアの人身売買が絡んでいたクライムスリラー

まだ何も始めていない物語のキッカケをヴィゴの色気全開で魅せ余韻に浸る傑作！

ロンドンのレストランを経営し裏で暗躍するロシアンマフィア勢力のボスのバカ息子の相棒であり、組織の運転手で感情を表に出さぬ冷静沈着で不気味な男だが、女性に対しては何処か優しさを掛ける男。

そんな正体不明な男を怪演するヴィゴ・モーテンセンがもうヤバィ！
煙草を吸って舌で消す場面は…ね

後に「デッドプール」でオマージュされ、人によって賛否が分かれているサウナでの全裸格闘シーンの荒々しさでナイフで体を切られながら相手をフルボッコにするヴィゴが、不思議な関係になるナオミ・ワッツと別れレストランの座席にて少女の日記を思い出して幕を閉じる何とも言えぬ余韻が凄かった。

☆☆☆☆