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吉川 佑人
「機動戦士ガンダム 宇宙世紀篇②」
戦争は終わった筈だった…
『機動戦士Zガンダム』
しかし、「一年戦争」終結後も続いた宇宙移民独立運動の激化に則して彼等の弾圧を目的とする独立部隊まで創設された地球連邦軍。
時に宇宙世紀0087
宇宙移民弾圧を掲げる組織ティターンズは度重なる弾圧といつ名目で虐殺を行なっていた
そして連邦軍内部から生まれた抵抗勢力エゥーゴという2つの組織による内部抗争は
「グリプス戦役」へと発展して行く
ティターズの兵士による「なんだ、男か」そのたった一言で始まり、戦役へと巻き込まれて行く少年カミーユの戦争!
そして表舞台から離れた筈のアムロとシャアが登場し利害が一致した彼等は互いに協力し再び戦場を駆け巡って行く事となる。
復活してもガンダムへの搭乗をほぼしなかったアムロ、そしてシャアである事を隠す為に新たなる偽名を使いクワトロ大尉として戦線に参加するシャア。
(聞き覚えのある声と赤い服着てるから元ホワイトベースの人間たちからは疑いの目を向けられてましたけどね)
そしてティターンズ主導の腐れ切った今の連邦軍に愛想をつかした元ホワイトベース艦長のブライトさんがエゥーゴの旗艦アーガマの艦長として就任する。
そんな中、先の戦争でもてはやされ<ニュータイプ>という言葉が一人歩きすれば人はその具体を求めずにはいられない…
<強化人間>
薬物による洗脳や外科的処置により<ニュータイプ>的な能力を与えられた者たち
人口的にニュータイプを作り出さんとする人間の醜いエゴが生み出した哀れな類人兵器
主人公カミーユと恋に落ちるも悲運なる最後を遂げる強化人間、フォウ・ムラサメ
彼女が搭乗するサイコガンダムはあまりにもデカい!!
そして大人たちの思惑が交錯しぶつかり合う戦争は強化人間という作りものの神をそして命を戦場で弄んだ…
「人は同じ過ちを繰り返す」
度重なり激化して行く戦闘の最中に第3の勢力
アクシズが加勢する!!
ザビ家の遺児ミネバを崇拝し彼女を守りながらも幼き彼女に代わり執政と戦場を駆け抜ける冷徹な女性、ハマーン・カーン様
実はシャアの元恋人でした!!
って事は置いておいて
ティターンズにも木星帰りのニュータイプとして策士のシロッコが現れ己の野望の為に戦線に参加する
画して各々野望と思惑が交錯し合うグリプス戦役はニュータイプ同士の戦闘へと突入する
カミーユvsシロッコ、クワトロ大尉vsハマーンによる激戦!
ハマーンの駆るニュータイプ専用MS・キュベレイの猛攻により戦闘不能に追い込まれたクワトロ大尉駆る黄金のMS・百式は苦渋の決断を強いられるも戦艦のダメージによる爆発を誘発し再び機体もろとも表舞台から離れた。
爆発を免れるハマーンは母艦へと帰投し次なる機会を伺い再び宇宙へと帰る。
そして人々の命を駒のようにして弄ぶ策士シロッコの駆るMS,ジ・Oとの戦闘中のカミーユは死んでいった人々の想いを集積し覚醒したZガンダムでな敵MSのコックピットを目指し特攻!!
Zの先端が勢いよくシロッコの腹部に直撃!
しかし最後の力を振り絞りカミーユの精神崩壊を誘い絶命した。
戦争は無事に終結するもまたしても幾多の命が犠牲となり宇宙へと散って行った…
そしてカミーユもまた戦闘時の記憶をなくし精神崩壊を起こしたまま幕を閉じるアンハッピーな幕切れとなった。
しかし数十年が経った頃、新訳版としてTVアニメ版を再編集+新規映像差し替えカットを交えた劇場版3部作が公開された
「機動戦士Ζガンダム A New Translation
-星を継ぐ者- / -恋人たち- / -星の鼓動は愛」
新訳をいうとこでTVアニメ版を再構築しアンハッピーなエンディングも変更された。
『機動戦士ガンダムZZ』
そしてグリプス戦役から1年後
時に0088
「ティターンズ」は事実上壊滅するもエゥーゴも大半のパイロットが戦死し、有力な指揮官のクワトロ大尉は行方不明となったうえ、エースパイロットのカミーユも精神崩壊に陥り、深刻な戦力不足に悩まされていた中、
高みの見物をしアクシズから改名し「ネオ・ジオン」として地球圏に現れた!
疲弊し切った大人たち
そんな大人たちを尻目にニュータイプとしての可能性を秘めた子供たちが戦火へと巻き込まれてゆき、ひょんなことからΖガンダムに搭乗することになった少年ジュドーは、仲間たちとともにガンダムチームを結成し果敢に立ち向かって行く!
いつしか謀反まで図られたネオ・ジオンにより大混乱に陥る戦局はジュドーとハマーンの一騎打ちによって幕を閉じるのであった。
これが「第一次ネオ・ジオン戦争」である。