03-3712-6496

大東京(理容室・メンズシェービング)

03-3710-8322

CITY(美容室・レディースシェービング)

ブログ

『SPIRAL FROM THE BOOK OF SAW / スパイラル:ソウ オールリセット』鑑賞

9/13

『SPIRAL FROM THE BOOK OF SAW /

スパイラル:ソウ オールリセット』

殺人鬼ジグソウの手口に酷似し、同じ警察署内の汚職に塗れた警官たちが次々と犠牲となる残忍な殺人事件が発生し、正義を貫くベテラン刑事と新人刑事が事件の解明と残忍な模倣犯の逮捕に取り組むが次第に自分達も犯人の殺戮ゲームの標的にされて行くショッキングスリラーホラー

初見歓迎!

「SAW」シリーズ完全新章にして大胆な試みで挑んだ大胆なる試行作品だった。

シリーズの醍醐味である殺人ゲームは今作でも衰えを知らず寧ろ痛々しさを増しており、毎度毎度豊富なアイディアと仕掛けには感服させてくれる今作は脱フランチャイズ化を狙ってか物語の象徴的存在である殺人鬼ジグソウの存在に頼らず登場すらさせない演出は大胆な試みだった。

しかし、内容と衝撃と捻りが薄いのは残念賞だった…

ジグソウ亡き後に彼の”意志”を捻じ曲げ汚職に塗れた警察官たちを標的に残忍で人体破壊をじっくりと見せ付ける痛々グロ仕掛け!
正体不明の🐷マスクの殺人鬼
担当刑事への📦とシチュエーションスリラーだった「SAW」シリーズに「セブン」的殺人鬼追跡撃の要素を加えその要素を大方撤廃した転換は斬新!

それにしてもこの2つの仕掛けは目を背けたくなるくらいまじまじと見せ付けてくれる痛々しさは凄まじい!

「SAW」シリーズ新章な故に新しい層の観客にあまり過去作を意識させない演出を取った事で既視感有りのスリラーホラー映画としても楽しめた今作だったが、やはり終盤の展開は「レガシー」同様に捻りが無いものの、

ファンの耳には嬉しい馴染み深いテーマ曲の「HELLO ZEPP」を流してくれたラストの締め括りは作品の出来栄えに関係無く観る者を満足させてくれるだろう。

今作で一番存在感を放ちながらも出演時間が僅かながらもVIP待遇並に贅沢な使われ方だったサミュエル叔父貴演が貫禄たっぷりに演じる主人公刑事の父親である元警察署長さん

R指定映画だった為に遠慮なく彼の決め台詞「MOTHER FUCKER」を連呼していたのは救いかな。

☆☆☆