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『HALLOWEEN KILLS / ハロウィンKILLS』鑑賞

11/1 鑑賞

『HALLOWEEN KILLS / ハロウィンKILLS』

“今夜はハロウィン、誰もが恐怖を味わう夜”

業火の炎で全てが終わった筈の悪夢…
前作のラストでローリーの仕掛けた罠に嵌るも炎上する家屋から生還し消防隊を皆殺しにし怒り狂った殺人鬼マイケル・マイヤーズ/ブギーマンが再びハドンフィールドの町へと舞い戻り、住人への無差別な大量虐殺を開始した事で彼へとの戦いに挑む者と彼への恐怖心から暴徒化してしまった町民たちの怒りと恐怖の勢力が新たな怪物を生み出し更なる混沌へと陥って行き暴力と死の連鎖が続くスラッシュホラー第2幕

大傑作‼️
もう誰にもヤツを止められない!

ハドンフィールドの住人たちとマイケルの対決に焦点を当て43年に及ぶ因縁の対決に一応の決着を付ける今作は、オリジナルの一作目の生存者たちが再演し78年🎃のトラウマを体現していた演技が見事!

恐怖に落とし込まれた住人たちが怒り正気を失い暴徒化する流れも自然で素晴らしい。

マイケル・マイヤーズ / ブギーマン /シェイプ
音も無く現れ忍び寄り襲う動機・感情不明な不死身の殺人鬼で40年の時を経て再びストロード3世代と市民を襲い業火に包まれ火傷を負うも生還し更に多くの犠牲者を出して行く

自分の前に現れた阻む者や偶々そこに居ただけであろうイタズラに耽る子供までもを含めて圧倒的な力で見境無くブチ殺して行くKILカウント数は過去最多‼️

残虐性の増し増しKILLカウント数過去最多であろう今作は、前作直後の燃え盛るローリーの家から火傷を負いつつ凶器を手に構えた斧や電ノコ所持の消防隊員11人を相手にバトルでブチ殺し、近隣住民を身近アイテムを駆使してゴリゴリに手を掛けデコレーション殺法で殺し続け集団相手の無双KILLシーンは至高。

斧や電ノコを所持してどうにか火災を鎮火させようとする消防隊たちが立ち尽くし、眼前に燃え盛る炎の中から登場したマイケルの「掛かって来い‼️」的に凶器を見せ付けるここ好き!

ストロード3世代のみの視点で描いていた前作から一転して彼女たちと同じ境遇に陥った惨劇の生存者たちも参加した今作!

1978年の正統続編として製作された前作から引き続く今作は、スラッシャーホラーの路線を維持しつつ殺人鬼マイケル・マイヤーズが43年間の間に人々に植え付けた”恐怖心”を糧に力を付ける不死身の怪物”ブギーマン”である事の理由付けまでも自然な流れとして描いていて次作を見るに欠かせない作品となった。

「ハロウィンⅡ」からの存在を無しに新たな設定でシリーズを再構築した事でファンの間で疑問視されていた前作の口頭説明にも程があった謎の答えも全て明らかとなった今回も「ハロウィン」を愛するスタッフの熱意が篭った43年振りのオマージュシーンや後付けなのに全く違和感を抱かせない完成度の”1978フラッシュバック”による驚きも👍

数々のオマージュや怒涛の新展開を見せながら驚愕の結末へ誘いつつ群集心理の”自衛”という名の暴力の連鎖が生み出す本当の怪物…

そして銃で撃っても、刺しても燃やしても死なない存在となっていた大人の身体と獣の心を持ち合わせた「純粋無垢なる悪」と片付ける説明では生半可なるブギーマンの正体は?

虚無を潜在意識の中に40年に渡り町に植え付けた本当の彼のマスクという”顔”はそうした存在に影を持つ我々かもと考えされられた

☆☆☆☆